私は介護職をしている母の影響もあり、幼いころから福祉の仕事に興味をもっていました。そのため、高校では介護福祉、大学では社会福祉の勉強をしていました。その中でも自分は人とかかわる福祉の仕事が好きだと感じていたので、地元の福祉関係の職種で就職活動をしようと思っていました。そこでヴィストを知り、主に障害をもっている方の就労支援を提供している会社だということを知りました。その際、HPにてZoomインターンシップが開催されていることを知り、緊張しながら参加してみました。そのZoomインターンシップで先輩スタッフの方々とお話しし、先輩方の就労支援に対する思いの強さやヴィストの環境に魅力を感じ、入社を決めました。

私はヴィストキャリアに所属しており、就労移行支援と就労定着支援の2つのサービスを提供しています。就労移行支援では、2年間という決められた時間の中で利用者さんと一緒に考えながら就職活動を進めています。2年間というと長いように感じられるかもしれませんが、意外にも時間はあっという間に過ぎていきます。粘り強く利用者さん一人ひとりにかかわり、その方に合わせた支援を提供できるように心掛けています。利用者さんが就職できた時は本当に嬉しいです。しかし、就労支援の難しいところは就職がゴールではないということです。就労定着支援においては、利用者さんだけでなく企業の思いをくみ取り、調整を図っていく必要もあります。利用者さん、企業の双方が働きやすい環境になるように支援をしています。

おすすめポイントを2つ紹介します。
まず１つ目は人間関係がとてもいいということです。皆一緒に昼ご飯を食べることが多いのですが、その1時間は常に笑いが絶えません。皆さんとても明るく、とても頼りになります。実は皆さん福祉だけではなく、いろいろな前職を持っている先輩です。相談をするといろいろな考え方を教えてくださるので、私もいつか先輩方のように広い視野と知識、経験をもって働けるように頑張りたいと思っています。
2つ目は、残業がなく、休みも取りやすいということです。基本的には定時の17時半で帰ることができます。また、休みもしっかりとることができます。ヴィストキャリアは基本平日の出勤なのですがシフト制で土曜日、祝日も半日出勤があります。シフトは自分の予定に合わせて組むことができます。仕事はもちろんですが、休むことも必要だと思うので自分の時間が取れるのはありがたいと思っています。

一番やりがいを感じるのは一緒に就職活動を頑張ってきた担当利用者さんの就職が決まり、事業所を卒業されるときです。体調面や環境面等の課題から、スムーズに就職できる方ばかりではないので残念な結果になるときもあります。しかし、それを乗り越えて1歩1歩就職に向かって努力されている姿を間近で見ているので、その努力が実を結んで就職されたときは支援員としてとてもやりがいを感じます。
またこの仕事は、利用者さん、そのご家族、関係する機関、企業など様々なところとかかわる仕事です。たくさんの人とかかわるので調整は大変ですが、その方々と信頼関係を築くことができていると感じたときにはこれからも頑張ろうと前向きな気持ちになります。