もともと作業療法士になりたいと思っていたのですが、中学の時の職場体験で、高齢者の生活全般を支援する介護福祉士の仕事に興味を持ち、専門学校では介護士の資格を取得しました。
当社の先輩社員が専門学校に訪問入浴のデモンストレーションをやりに来てくれたことが、当社との出会いです。それまで思い描いていた就職先としては介護施設しかないと思っていましたが、介護施設での入浴実習に少し違和感を覚えていたので、「こんなやり方ができるんだ！」と知り、当社への入社を決めました。

入社以来、現場で入浴介助を行っています。私が担当するエリアは、戸建てよりもアパートやマンション住まいの方が多いのが特徴です。独居の方も多く、特に一人暮らしの方とは入浴中の会話を大切にしています。
この仕事は、入浴に特化したサービスなので、利用者さんとしっかり向き合うことができ、丁寧に全身を洗ってあげることができます。8ヶ月ぶりにお風呂に入れたという利用者さんがいて、「二度とお風呂には入れないと思っていた」と、とても喜んでもらったことが印象に残っています。その方の、お風呂から出た時のやわらかな表情を見た時は、この仕事をやっていてよかったと思いました。常に心がけていることは、まず顔色や声色をしっかり見ることです。そこで体調の良し悪しがわかります。さらに血圧や体温などをチェックして、ご家族の方に報告。体調に合わせて入浴中の会話のトーンなども考えて接しています。

個性的な人が多い、楽しい会社です。他業界・他業種からの転職者はもちろん、介護経験豊富な職員もいて、いろいろな考え方の人がいますので、視野が広がると思います！