S.Hさん
2015年入社 横浜国際福祉専門学校介護福祉学科(現・星槎大学)
福祉系の専門学校を目指した理由は、祖父が亡くなり祖母が一人になった時に、今は元気だけれど、これから生活が大変になることが想定される中で、私が知識を持っていたら大好きな祖母のためになれる!と感じたためでした。そして、専門学校で学んだことを生かそうと、就職はそのまま介護の道を志望。
就職活動をする中で、他の法人や様々な施設に行き、実習やボランティアに参加しましたが、その中でも若竹大寿会では特に人間関係の良さを感じました。それは、実習の時点で「ここがいいなぁ」と思ったくらいでした。
職員同士も笑顔、ご利用者様とも笑顔、という印象があり、仕事をしていて楽しそうだなと感じたのを強く覚えています。実習もあっという間に終了。その後、何度訪問しても職員が良い人ばかりなので、入職して良かったと強く感じています。
特別養護老人ホームで利用者様の介助を行っています。
その中でも、特に私自身が笑顔でいることを心がけています。こちらが笑顔でいれば、ご利用者様も笑顔になってくれると思うからです。また、こちらがつまらなそうな顔や嫌そうな顔をしていると、ご利用者様にも伝わってしまいます。そのため、ご利用者様から「ちょっと良い?」と聞かれた時などに、目線の高さを合わせたり相槌を打ったりと、顔や姿勢から「聞いてますよ」ということを全面に出しています。
その取り組みのせいか、ご利用者様や先輩たちから「Hさんっていつも楽しそうにお仕事しているよね」と言われることが増えました。私が笑顔を心がけようと思ったきっかけは、私自身の経験でした。ご利用者様に関わらず、笑顔は話を聞き出せるテクニックだと思っています。そして、技術や知識は関係ない部分なので、そこだけはきちんとやろうと毎日意識しています。
あるご家族様から「前はこんなに笑う人じゃなかったけれど、ここに入ってからはいつもニコニコしているんです。ここに来て本当に良かったわ。」と言っていただけたことがあり、その時はこの仕事してて良かったなとやりがいを感じました。
特に「笑わせよう」と意識しているわけではありませんが、後から思ったことは、お部屋に飾っているお仕事をしていた時の写真をよく見ているので、「●●さんはどれですか?」「お若いですね~」など、他愛ない会話でも積極的にお話しするようにしていたこと。そんな時はいつも当時のお話を嬉しそうにしてくれます。
また、食事が好きなご利用者様なので、「今日は●●さんの好きなメニューありますよ~」といった会話もします。
そういった日々のやり取りが、結果的にお客様の笑顔を引き出せていると思うと嬉しいです。