大学では環境について幅広く学んでいました。福祉に興味を持ったきっかけは、ゼミで紹介された「福祉職場のインターンシップ」に参加した事です。障がい者の方と会うのは初めてで期待と不安でいっぱいな私に対し、玄関先で出迎えて握手を求めてきてくれたのです。そんな純粋な心に胸を打たれ、５日間あっという間に時間が過ぎていきました。最終日にも私の姿が見えなくなるまで手を振って下さったのも、とても印象に残っています。
就職活動を始める際に多くの福祉業界について調べました。保育や高齢など幅広い分野がある法人もありましたが、私は障がいに特化した仕事がしたいと考えこの法人を知りました。その中でも「利用者も支援者も成長できる」という考えに共感し、入職を決めました。

私の勤務する「たんぽぽ」は就労支援継続B型と生活介護の事業所です。所属している就労継続支援Ｂ型では、自主製品の製作、外清掃、中古ゲーム機器の清掃・出品・検査など多くの作業を行っており、それらをサポートするのが私の仕事です。利用者一人ひとりのスキルや特性に合わせて作業をされています。やりがいを感じる瞬間は、利用者さんができなかったことができるようになった時です。特定の支援者の名前しか言えなかった方が、毎週一人ずつ名前を呼んだり書いたりする練習をしていったことで、今では多くの支援者の名前を呼べるようになりました。「利用者さんと一緒に成長できた！」と実感できた瞬間でもあり、やりがいにつながりました。また４年目を迎え、作業のメインを担当することも増えました。業務量も増えましたが、チームで仕事をすることの大切さを実感しながら仕事をしています。

当法人は人間関係の良さが自慢です。30～50代の先輩たちはフランクな人柄で、何でも遠慮なく質問できる雰囲気です。わからないことを質問した時も、アドバイスと一緒に資料も貸して下さったり１から教えて下さります。また利用者さんも支援者のことをよく見ているので、忙しくて焦っていたら「大丈夫？」「無理しないで」と気遣って下さる事もあります。知識ゼロでも私が頑張ってこれたのは、暖かい職場のおかげだと思います。
また福祉の知識未経験でも問題ありません。研修制度が充実しており、１からゆっくりと経験を積んでいけるので安心して仕事をすることができます。
今の目標は業務を回して効率よく仕事をする事です。忙しい中でも支援者同士協力をしながらスムーズに仕事ができるようにスケジュールを考えて行きたいです。経験を積んで将来的には社会福祉士の資格にチャレンジしたいと思っています。

企業研究ではその会社が何を大切にしているのかを知り、それに共感できるのかというのが大事です。ぜひ私たちと一緒に成長しませんか？お待ちしています。