私はもともと保育士を志望して学校で学んでいました。実習を行ううちに、保育の仕事は自分に向いていないと感じるようになっていたのですが、実習で行った障がい者支援施設で高齢の利用者さんと関わったときに、自然体で接することができ、そのことがきっかけになって、本格的に介護の勉強を始めました。介護施設の実習では自分の良さを発揮して、利用者さんと楽しく関わることができました。
ケアホーム板橋は、就職活動を通して複数の施設を見学したなかで、職員同士が笑顔で話していて施設の雰囲気が最も良かったので、「働きやすそうな職場だな」と感じました。ここだったら、実習の時のように、自分の長所を生かして仕事ができる、と思ったことも決め手になりました。

現在は介護士として、食事や排泄、入浴の介助などを行っています。利用者さんとコミュニケーションを取ったり、身の回りの環境整備なども行ったりするなかで、感謝の言葉をいただいたり、言葉はなくとも笑顔で反応してくれた時は、とても嬉しいですし、やりがいを感じながら日々働くことができています。周りの職員も優しく、新卒の私のことを気にかけてアドバイスしてくれます。悩みや、不安なことは無いかなどを話す面談も定期的に実施されていますし、思ったことを言いやすい環境です。

多職種が同じ施設内に集まり、話し合いや相談ができる環境があるところです。介護職員をはじめ、管理栄養士や看護師、リハビリテーションのセラピストも在籍しているので、利用者さんに合わせて柔軟に介護プランを練れることは強みだと思います。

やっぱり利用者さんから感謝の言葉をいただいた時はとても嬉しいです。利用者さんにとって家であり、安心できる場所の提供をすることが、私たちの仕事だと思っているので、「ありがとう」の言葉をいただけると、その目的が少しでも達成できた気がします。