介護の分野に興味を持った理由は、祖父が高齢者施設に入居した際に祖父の好きな食べ物を食べに行くことや家族で集まることに協力してもらえたことがきっかけです。ご利用者様やそのご家族様に喜んでいただけるような仕事をしたいと考えていました。
さらに、大学での実習やボランティアの経験により、地域で生活する高齢者に関心を持ちました。実習では家で過ごす安心感、ボランティアでは地域住民と地域の高齢者の助け合いの必要性を感じ、地域と高齢者が関係しているところで働きたいと漠然と考えていました。
就職活動をしていく中でいくつかの法人や施設の説明会や職場見学をさせていただきました。その中でも実際に職場を見学した際に職員が笑顔で生き生きと働いている姿に惹かれ、一緒に働きたいと思い入職を決めました。

朝のお茶出しから始まり、デイサービスならではの送迎時の添乗、入浴介助、誘導、リハビリ補助、レクリエーション、排泄介助などの業務を行っています。その日その日でご利用者様の体調や様子、好きなもの、嫌いなものも違うため、それぞれのご利用者様の状態に合わせた介助や関わりが必要になってきます。
また、行事の時には、楽しんでもらえるような企画を考えています。普段とはまた違った一日を過ごしていただき、楽しかったという言葉や行事の感想をいただくことがとても嬉しいです。その他にもクラブレクも担当しており、ご利用者様が楽しんでもらえるようなクラブレクを日々考えています。

私は、様々な施設があることが法人の魅力の一つだと思います。同期入職の中でも特別養護老人ホーム、グループホーム、保育園と様々な形態の施設に配属されており、集合研修を通してほかの施設のことも知れると思います。また、地域包括支援センターなどもあり、資格を活かしたより広い範囲で高齢者分野に携わることができます。そのためそれぞれの施設の特徴を活かし、自分に合った施設を見つけることができると思います。聞いたお話によるとコロナ禍前までは法人全体でのイベントもよくあったらしく、ほかの施設の人とかかわりを持つ機会もあります。法人全体でつながりを持ち、それぞれの良さを活かし合えるところもこの法人ならではだと思います。

ご利用者様から「この前はお休みだったね」や「今日の朝の電話はあなたやったね」など覚えてもらえることや関心を持ってくれることがあり嬉しかったです。またご利用者様・ご家族様から温かいお言葉をいただけることもあり日々の仕事の励みになります。