もともと障害を持った方の【働く】に関わりたいという思いがありました。身近に障がいを持つ人がいて、その人に可能性や魅力があるにも関わらず、それを活かしきれていない状態を間近で見てきました。社会にはこのよう可能性に満ちた方々がたくさんいると感じ、自身がその可能性を活かすことに携わりたいと思うようになりました。しかし大学を出た当時は社会経験がなく、ディーラーに入社して受付や事務業務を通し、「会社」とは、「働く」とはどういうものかをを6年間学びました。そこでは様々な葛藤があり、「働く」ということの大変さを痛感しました。しかし企業や職種が働く人の得意や性格、働き方とマッチしたときはすごい力を生み出すのではないだろうかとも考えるようになりました。そこで障害を持った方とそれぞれの目標に向けて伴走し、働くを通して成長し、「やりたい！」「できる！」を一緒に伸ばしていきたいと思ったのがきっかけです。

ヴィストジョブズ（就労継続支援A型事業所）で職業指導や納品、事務管理を行っております。また支援面では職業指導だけでなく、面談通して利用者さんと日々の振り返りや目標設定を行っています。また、施設内の事業としては検品や封入、仕分けやパソコン事務に加えて、新たに音声合成データの作成も行う予定です。

スタッフそれぞれが意思を持ち、疑問を持ち、発信できる環境であることです。また、「支援」には様々なとらえ方があると思いますが寄り添いすぎず、利用者さんの持っている力を伸ばすことを支援としてとらえていることがおすすめポイントです！また、支援や事業を見ていく中で様々な悩みを抱えることがありますが、声を上げると一緒に考えてくれる先輩や上司の方しかいないこともありがたい環境だなと日々感じます。

仕事のやりがいは利用者さんの「できた！」が増えることです。たくさんの可能性を持つ彼らには、支援をすることによって「できた」が増え、それが支援なしでも自身の力だけで「できた」に変わることがあります。できないと思っていたことでも「やってみたい」という気持ちがあれば、とりあえずチャレンジしてもらい「できた」につながる支援が出来た時はやりがいを感じます。