社会福祉法人ふきのとうの会

食で地域と繋がる

山森奈於

2019年入社  法人本部と現場介護スタッフ兼務  立教大学  コミュニティ福祉学部福祉学科

Q入社のきっかけは

学生時代はいろんな人に会いにいきたいという欲望のまま、地方と海外のボランティアやアルバイト等、目の前の機会に飛び込んでいました。大学の実習では児童養護施設にお邪魔しました。それらの活動を通して人って地域との繋がりが強くも弱くも必要不可欠だ、と思っています。そこから何か面白い形で地域と関わる仕事がしたい、と思っていました。

ふきのとうを初めて知ったときは、食で人とつながり、超高齢社会に挑戦する姿勢に感動したことを覚えています。

また、入職前にデイホームの見学や組織外の方がふきのとうの建物内で講演を行う学習会等に参加し、法人内外の人とお知合いになる機会がたくさんあると感じました。世田谷区の一社会福祉法人からどこまで社会を動かすことができるのか、みてみたいと思い入職を決めました。働いている今でもこんなところとも繋がりがあるのか!と驚くことばかりです。



Q社会福祉法人ふきのとうの会のおすすめポイントは?

おいしい食事と多様な人が集まっていることです。配食サービス、会食会、デイホーム、子ども食堂等で提供されているふきのとうの食事は、大勢のボランティアさんにより長い歴史が蓄積されたおいしく栄養満点のメニューです。毎日職員と食事ボランティアさんが作りその日中に、利用者さんの口元まで運ばれています。

ふきのとうに関わる地域のボランティアさんは、学生や地域の主婦、仕事をリタイアされた人等、様々な人で成り立っています。職員もユニークな者が多く一丸となって利用者さんの生活の支援を考えています。

また、研修会、組織外の方が講演を行う学習会等、法人内外の人とお知合いになる機会がたくさんあります。省庁職員、大学の先生や他都道府県団体の方等、自身の参加度合いでいくらでも自分の人脈と世界を拡げられます。周囲の福祉を考えながら、いろんな人達との対話を通して自分自身の思考も深められるところだと思います。