NPO法人み・らいず2

自分の個性を大切にして、一緒に進もう!

大山みなみ

2020年入社  ワークス事業部 就労支援員  大阪芸術大学  芸術学部 舞台芸術学科

Q入社のきっかけは

大学では舞台美術を専攻していました。
大学3年生の頃に障害者施設で行っている舞台の美術セットを作るボランティアに参加しました。そのボランティアでは障害者施設で泊まり、食事は一緒にしました。入居者の方としっかりと話すことができたわけではないのですが、「障害のある人と舞台ができる、アート活動を一緒にできる」ということがとても心に残りました。
それからは自分の強みであるアート面を活かして障害のある方と何ができないかと考えるようになりました。
就職活動をする中で、み・らいず2に出会いました。
説明会の終わりにスタッフの方から話しかけていただき、「障害のある人とアートをやりたい」と話した所、興味を持っていただきました。そのことがとても嬉しく、「ここで働いてみたい」という気持ちがはっきりと芽生えたきっかけです。



Q今取り組んでいる仕事は?

就労移行支援事業部み・らいずワークスの支援員。
支援学校や高校、専門学校、短大を卒業した18歳~20代の知的障害・精神障害のある方の就職を支援しています。
私は西成区にある「M’s factory(エムズファクトリー)」という久遠チョコレートと提携した拠点にいます。
1年生の生徒は3か月実習としてエムズにやってきます。チョコレート製造の仕方や報告の仕方を教えています。
2年生にはペースアップや効率のよい方法を教えて、より能力や集中力を伸ばせるように関わっています。
就労移行支援は2年間という区切りがある支援です。
就職という生徒の人生で大事な出来事に関わることは、責任もあり、難しいことや大変なこともあります。
しかし、訓練の中で少しずつ成長していく姿や笑顔で就職する所を見届けることができるとてもやりがいのある仕事です。



QNPO法人み・らいず2のおすすめポイントは?

〇全員で作る支援
支援の仕方やあり方は正社員・パート含め、スタッフ全員で考えて、作っています。一つのマニュアルや教科書通りにするのではなく、色んな意見を取り入れています。

〇1年目でも最前線へ
新入社員でも支援の内容を一緒に考えたり、こうしたらいいのではないかと感じたことを実践する機会をもらえることがあったりします。難しいことも助けてもらいながら、達成感を得られる機会がたくさんあります。

〇自分の強みを活かして支援する
私は大学まで福祉をしっかりと学んできたわけではありませんが、そんな経験の違いも尊重してくれます。絵が得意なら生徒と一緒に絵を描いてみたり、お化粧が上手だったら生徒にお化粧を教えるイベントを開いてみたりとそれぞれの経験を活かした支援を考えて実行できます。