社会福祉法人南高愛隣会

「福祉」は介護だけではない

藤川 千尋

2021年入社    久留米大学  文学部 社会福祉学科

Q入社のきっかけは

大学の講義で見学へ来たことがきっかけで南高愛隣会の存在を知りました。法人が目指している支援を聞き、また職場の雰囲気や現場職員さんの働いている様子を見て漠然とですが「いつかここで働いてみたい」と思うようになりました。私は知的に障がいがある方の支援を専門にしたいと思っていたので、大学の先生からも「ここで働くのは良いのではないか」と背中を押して頂いたのもきっかけです。



Q今取り組んでいる仕事は?

私は今、雲仙市にある事業所で生活介護の業務に取り組んでいます。生活介護とは常時介護を必要とする障がいがある方が利用され、主に昼間に入浴・排泄・食事の介護等を行ったり、創作的活動や生産活動の機会を提供します。午前には働く活動や入浴支援、午後には外出や日替わりメニューを実施し、利用者さんのニーズに合わせてサービスを提供しています。私は生活支援員として、歩行が不安定な利用者さんの見守りや必要に応じて介助、外での活動の際は利用者さんが安心して過ごして頂くために声掛け、見守りなどを行っています。



Q社会福祉法人南高愛隣会のおすすめポイントは?

私は南高愛隣会にはジョブローテーション制度があることに魅力を感じました。ジョブローテーションではグループホームでの「暮らし」を支えるサービスと生活介護等の「楽しむ」を支えるサービスの二つの支援を体験します。支援の基礎を学ぶことはもちろんのこと、自分にあった支援の専門性についても学ぶことが出来ると思います。私自身もどの支援がしたいのかまだわかっていないので、二つの支援に携われるのはとてもいい経験になり、選択肢を増やすことに繋がると思います。
また、入社一年目では半年間、プリセプターといった先輩職員が指導やサポートをして頂きます。仕事の相談だけではなく、休日は一緒に食事をしたりなど、プライベートでも沢山お世話になりました。私は県外出身で知り合いもおらず、慣れない土地での一人暮らしで不安が大きかったのですが、先輩職員の存在は精神的にとても支えられ、今、楽しんでお仕事が出来ていると思います。



Q学生の皆さまへメッセージ

「福祉」と言えば介護、重労働なイメージがあると思いますが、南高愛隣会では介護だけではなく、働くこと、結婚支援、農福連携、更生保護事業など様々な分野から利用者さんを支えています。南高愛隣会は利用者さんの「愛する人と暮らしたい!」「お弁当を持って働きに行きたい!」「好きな絵を描きたい!」など沢山の「~したい!」を一緒に叶えられるとても魅力的な法人だと思います。少しでも気になったらまずは実際に見学に来てみてください!より法人の魅力や雰囲気が伝わると思います。