社会福祉法人楽笑

子ども心を思い起こさせ、子どもたちと楽しみ笑い合える

大林汐夏

2021年入社  保育士  至学館大学  健康科学部こども健康・教育学科

Q入社のきっかけは

入社のきかっけは、転職を考えていた時に、友人から「働いてみないか?」と声を掛けていただいたことです。実際に見学させて頂き、「スタッフ」と「利用者」というような関係性ではなく、スタッフが子どもたちと「同じ目線」や「同じ立場」に立ち、関わっていたことが印象的でした。雰囲気もとても良く、働いてみたら、楽しそうだなと感じました。何より、スタッフが一番楽しみ、一番笑っていて「楽笑だ!」と、「一緒に子どもたちと関わりたい!」と、思いました。
また、障害児入所施設で児童指導員として働いていた経験があります。入所施設では、生活面の支援を主に行ってきました。放課後等デイサービスでは、学校でも家庭でもないもう一つの居場所として、また違った子どもたちの姿があるのではないかと思いました。
今までの経験を活かしつつ、何より自分自身が一番楽しく笑って、利用者の方と関わりたいと思い、入社しました。



Q今取り組んでいる仕事は?

現在は、放課後等デイサービス(キッズサポートセンター千兵衛)で、保育士をしています。千兵衛では、発達に特性のある子どもたちに、5つの活動を中心に支援を行います。自分の気持ちを言葉にして伝えること、友達の気持ちや表情を汲み取ることが苦手な子が多いです。その為、活動や遊びの中から学べるように一つ一つ言葉にして伝えること、時には職員がお手本を示すなど楽しく学べるようにしています。職員のお手伝いや出かけることが好きな子も多く、活動の買い出しや公用車の洗車など、職員の得意と子どもたちの好きを組み合わせて、出掛けることもあります。また、保護者の方とも送迎や面談でお話をします。放デイと学校、ご家庭で様子が違う子どもたちもいますので、支援には欠かせない時間です。子ども食堂や子どもの新しい居場所では、放デイの子どもたちを連れて、活動や食事をします。地域の子どもたちに、顔と名前を覚えてもらう事も増えました。



Q社会福祉法人楽笑のおすすめポイントは?

この法人のおすすめポイントは、「地域とのつながり」です。子ども食堂(ノコズキッチン)や子どもの新しい居場所(キッザみや)など、地域の子どもたちと関りがあります。三谷町を越えて蒲郡のいろいろな所から、子ども達が集まってくれるようになりました。長期休みには、放デイの子を連れて宿題をしたり、パイプで水鉄砲を作ったりして遊びました。子どもたちと一緒に遊ぶことで「大林さんとまた遊びたくて来たよ!」と言ってくれる子もいました。
また、余暇支援では思春期を迎えた子どもたちに性教育、発達に合わせてアロマテラピーなど、講師としてたくさんの方々とつながりをもたせていただいています。ひとりではつながりを作ることは難しいですが、他部署から「千兵衛の子どもたちのどうかな」といろいろな話が舞い込んできます。部署を越えて法人全体で、地域の方々とつながりを作り、一緒に支援ができるところがおすすめポイントです。