社会福祉法人なのはな会

夢中になれる仕事~福祉以外の分野から就職をして~

成田美穂

2011年入社  児童発達支援管理責任者  宮城教育大学  子ども文化専攻

Q入社のきっかけは

 私は大学で児童文学や児童心理を専攻していました。実習で児童館の未就学児と遊ぶ活動をきっかけに保育士を目指すようになりましたが、障がい者福祉に携わった経験は全くありませんでした。ある日ふとなのはな会の求人が目に留まり、HPで遊びの紹介を読んだ時に一人ひとりの子どもを大切にしていることを感じたのを今でも覚えています。子どもと先生たちが笑顔で遊ぶ姿が目に浮かび、「なにか楽しそう」と思い入社試験を受けました。私はずっと自分のやりたいことがわからず迷っていましたが、夢中になれる仕事に出会うことができました。私はこの出会いを大切にしていきたいです。



Q今取り組んでいる仕事は?

 発達に心配のある0歳から6歳までの未就学児を対象にした児童発達支援センターで働いています。現在は、4歳から6歳のお子さんが31名在籍しています。1クラス約8名の子どもにクラス担任4名です。
 児童発達支援管理責任者として、実際に子どもたちへの保育にも入りながら、個別支援計画の策定や確認、保護者との面談、現場の保育士へのアドバイス等を、主任・園長と連携しながら行っています。



Q社会福祉法人なのはな会のおすすめポイントは?

 なのはな会では「障がい」だけに捉われず、一人の人として「本当に願っていることはなんだろう?」という気持ちに寄り添う事を大切にしています。
 子どもも職員もみんなが繋がりながらチームで支援を行っていくことを大切にしています。協力しながら一つのことに向かっていくことが好きな方におすすめだと思います。特に、幼児施設では「遊びは発達の原動力」であることを大切にしています。「面白いことなにやろうかなあ」と自由に子どもに合わせた遊びを考えられます。
 また、賞与が比較的安定していることは、社会人としてやはりわくわくポイントだと感じます。旅行や買い物など楽しみを考える時間が、仕事の活力につながっています。



Qこの仕事のやりがいは?

 子どもたちの中には言葉で伝えられない子も多くいますが、言葉以外でも気持ちがつながる嬉しさを感じられる仕事です。子どもたちは表情やしぐさで毎日様々な気持ちを伝えてくれます。伝え方が少し不器用であったとしても、子どもたちの「好き」がたくさん詰まった心、「素敵だなあ」という感動が日々の原動力です。
 まだまだ上手くいかないこともわからないことも多いですが、私自身も自分と向き合うことで本音や自分を出す場面が学生時代よりも色濃くなっていると感じます。人と向き合い、人とつながって成長していける仕事だと思っています。