社会福祉法人正夢の会

未就学児の個別やグループでの療育

池田 まどか

2016年入社  公認心理師  淑徳大学  大学院 総合福祉研究科 心理学専攻 発達・社会心理学領域

Q入社のきっかけは

私の場合は、学校の先輩にお話を聞くことが出来ました。そこで、自由な雰囲気であること、チャレンジしたいことにチャレンジさせていただける法人であると伺いました。つまり、誰かに言われたからという理由で何も考えずにやるのではなく、自分の仕事に責任を持ち、不安なことはしっかり勉強しながら仕事をする環境なのだと考えました。それはとても楽しいだろうし、なによりスキルアップにもつながるだろうと考えたからです。



Q今取り組んでいる仕事は?

臨床発達心理士として障害や発達上のつまづきがある、就学前のお子さんの発達評価を行うとともに、それに基づき、個別療育やグループ療育を行っています。私は心理職なので、認知面やコミュニケーションの面を中心に発達全般にアプローチしていますが、必要に応じ、作業療法士・理学療法士・言語聴覚士などのほかの専門職と意見を交換しながら、より本人のニーズや発達段階に沿った支援を提供できるようにしています。本人の好きなキャラクターや遊びを用いながら、いかに本人の持っている課題を取り扱うかが腕の見せ所であり、難しくも面白いところと言えます。考えぬいたことがうまく対象児のツボに入り、目標が達成できた時には心の中でガッツポーズです。



Q社会福祉法人正夢の会のおすすめポイントは?

知能検査や発達検査の報告書を書くことにあまり自信がありませんでした。最初はわかりやすさや的確さに欠けていたことと思います。先輩に「こんなエピソードから交換が得たのですけど…」と文章にならない「思い」を伝え、「つまりこういうこと?」「こういうことを書いてみたら」と書き方や対象児の評価から、内容のアイデアまでたくさんのアドバイスをいただきました。また、ほかの方の報告書を見て引き出しを増やしながら取り組んできました。まだまだ先輩のお世話になってばかりですがようやく形になってきたかと思います。報告書を書く中で、支援の方向性やアイデアがはっきりしてきたときやつまずきの理由や今の状態がはっきりしてくると、がんばってよかったなと思います。