NPO法人W・I・N・G―路をはこぶ

「健常」と「障害」の「間」に立つ支援で頑張ってます

嶋 勇登

2012年入社  生活支援員(デイサービス部門)  徳島文理大学  総合政策学部 卒

Q入社のきっかけは

 私は幼いころから軽度の難聴を持ち、障害者でもなく、かといって健常者でもなく、いわば「中立」の存在でした。両親や周りの友人たちにそれを個性として受け入れてもらっていたことを嬉しく思っていました。そして社会や世の中にも障害を個性として受け入れてもらえるように、障害を持つ方のお手伝いをしたいと思ったからです。



Q今取り組んでいる仕事は?

■日常生活支援(身体介護・医療的ケア・送迎添乗・外出支援など)
■個別支援計画立案
■メンター(新人スタッフOJT)
■介護実習生指導
■施設内物品管理
■施設内食事提供管理



Q大阪(関西)で暮らし始めて衝撃を受けたことは?

【高知県出身】

■関西人は距離感が近い。利用者さんと出掛けたりすると知らない人に結構喋りかけられます。私からすると道端で車椅子の人に話しかけるのはハードルが高いのでは?と感じますが…。車椅子の方が乗ると結構いっぱいいっぱいのエレベーター。関西の人は「まだ乗れるで〜」と続々と乗り込んでくる。ギュウギュウ。「ちょっと持っといて〜」と居所に困った買い物袋を利用者の膝に預ける強者もいらっしゃいました(笑)ひょっとすると「距離感」という言葉がないのかもしれません。もちろん「良い意味で」ですよ!