NPO法人W・I・N・G―路をはこぶ

「誰のために」――そのピントが合った瞬間

松浦 天観

2021年入社  生活支援員(デイサービス部門)  山口大学  国際総合科学部 卒

Q入社のきっかけは

 「誰もが生きやすい社会づくりに貢献したい」という思いで就職活動に臨んでいました。そのためにまずは社会的に弱い立場にある人が抱える問題を解決することが必要だと考えました。じゃあ、それって一体どんな人?子供、高齢者、障害者、LGBTQ+、難民、貧困層など…この「誰のために」という部分を、今一つ絞り切れずにいました。そんな中、何気なく参加した説明会。「重症心身障害」という言葉も、その障害を抱える方々についても、そこで初めて知りました。「誰のために」働くのか迷っていた自分の背中を強く押された気がしました。また、外国人スタッフの採用をはじめとする国際交流なども積極的に行っており、大学時代に培ってきた韓国語や中国語、英語の能力も活かすことができるという点も魅力的でした。法人の理念や活動、説明会時の雰囲気などを総合して「自分らしく」働くことができそうだ、と感じたことが大きな決め手になったかと思います。



Q今取り組んでいる仕事は?

■日常生活支援(身体介護・医療的ケア・送迎添乗・外出支援など)
■個別支援計画立案
■地域交流企画(フリマイベントでの子ども食堂型キッズコーナーなど)



Q大阪(関西)で暮らし始めて衝撃を受けたことは?

【山口県出身】

■道を歩いていると所々に「モータープール」と書かれた看板があり「???」となりましたが、後から駐車場のことだと知りました。パーキングでええやん(笑)

■大阪の自転車文化に驚きました。大阪に来てから、前後にカゴ、中央には傘立てホルダーという光景をよく目にします。意地でもスペースを有効活用しようとする姿勢に心打たれ?ました(笑)