社会福祉法人南高愛隣会

人間の本質を追求するお仕事

中村眞空弥

2022年入社    法政大学  文学部哲学科

Q入社のきっかけは

大学時代に文学部の哲学科に所属していました。
哲学科では人間とは何かということについて学びました。障がい者福祉とはまた異なる分野と思われるでしょうが、人間の本質を追求しようとする姿勢が似ており、興味を抱き福祉の世界へ飛び込みました。
実際に現場で働いていても、利用者さんと直接支援する時間だけでなく、職員間でその利用者さんはどのような人となりをしているのか話し合う機会があり、大学時代に培った人間を見る視点が役に立つ場面もありました。
また、南高愛隣会は「生きる誇りへの、挑戦」を理念として掲げているだけでなく、実践に移している法人です。例えばぶーけの活動であったり、罪を犯した障がい者の支援だったり、他では取り組んでいない活動を積極的に行っています。



Q今取り組んでいる仕事は?

グループホームで生活支援員として働いています。
私が所属する(朝支援、夜支援、宿直を必要とする)グループホームには9人の利用者さんが生活されています。私はそのうち4人の方を担当しています。
1日のお仕事は大きく二つあります。一つ目はグループホームで利用者さんの生活を直接支援します。朝支援、もしくは夜支援を行い、週に1回宿直業務が入ります。食事の提供、服薬の確認などを通して利用者さんと直接コミュニケーションを取り、関係を深めています。
二つ目が事務仕事です。担当する利用者さんのお金の管理や、医療関係、休日の予定に関する手続きを行います。



Q社会福祉法人南高愛隣会のおすすめポイントは?

利用者さんの挑戦だけでなく、職員の挑戦も応援する法人です。
例えば、資格取得を目指す方に対して、教材費や受験費の補助が出ます。また全職員に対して、セミナーや講演会の情報が提供され、参加したいことを上司に伝えれば勤務を調整してくれます。
南高愛隣会には10の愛言葉があり、その中のひとつに「まず、やってみよう」という言葉があります。職員全員がこの合言葉を心の片隅に持っているので、失敗を赦す気風が職場に満ちています。利用者さんの豊かな生活のためになる、自分の成長に繋がると思ったことなど、やりたいことがどんどんチャレンジできる職場です。



Q

12:30 出勤
出勤簿に押印したあと、支援用携帯を開いて前日、今朝の利用者さんの様子を把握する。

13:00~13:30 昼礼
利用者さんに関することや連絡事項を共有する。

13:30~14:30 利用者さんの日用品の買い物
私が所属するホームはご自分で買い物に行けない重度の方が多いため、毎日飲む乳酸菌飲料やお菓子、在庫の切れた歯磨き粉やシャンプーなどの日用品を職員が購入に行く。

14:30~15:30 帰省準備
薬の準備、交換ノートの記入、ご家族様への連絡など。

15:30~16:30 休憩

16:30~21:30 夜支援
食事の配膳、服薬介助、歯磨き介助、利用者さんとの楽しい会話など。

21:30 退勤