寺田 ゆかり
2020年入社 生活支援員
自分の気持ちを表現することが好きで高校時代から演劇を学んできました。その中で自分の考えや他者の考えを知ることの楽しさと大切さを知り、福祉関係でも人とそういった関わりができるのではないかと求人サイトに登録をしました。私は中途入社という形になりますが、そのまま法人からスカウトがあり現在に至ります。無資格、未経験でも飛びこんでいい世界なんだなあと感じて安心して入社しました。
就労継続支援A型事業所で生活支援員をしています。主に清掃作業の手順をお伝えしたりする他に、仕事をする上で必要な考え方や体調管理について面談を行い利用者の方へアプローチを行っています。長くコンビニでアルバイトをしていたので、清掃に関してはその延長といったイメージです。面談においても目を見てあいさつをするとお互い気持ち良いですよ、正しく制服を着用すると信頼感をより得ることができますよ、体調を整えるために生活リズムを見直してみませんか、といった日常生活の延長のような話が主です。専門知識は自分の安心になりますが、どちらかと言えばいかに実感を持って利用者の方にお伝えするかが求められるので、皆さんに生活リズムを整えてもらいたいからまずは自分がやってみようとなり、おのずと生活の質が上がる機会を増やすことができました。
入職前の面接時に現在の直属の上司から「ここは上の方も話しやすくて風通しの良い職場ですよ。」と言われたことが強く印象に残っています。今なら私もそうお伝えすると思います。他の所属の方には人見知りしてしまいがちで自分からあいさつを欠かさずすることしかできていませんが、皆さん返してくださるので、困ったことや思いついたことは伝えていいんだ、自分の居場所はあるんだと自信になっています。利用者の方との関わりでもそうですが、目を見てあいさつを続けていれば何とかなる、良い職場だと思っています。
以前雪が積もった日があって、休憩中に雪だるまや雪うさぎを作りました。利用者の方もかわいいと写真をとってくれたり、近所のお子さんにも好評でした。おまけで作ったオラフは不評だったので、またリベンジをしたいです。