塩谷 愛
2021年入社 支援スタッフ(八王子平和の家) 日本社会事業大学 社会福祉学部福祉援助学科
福祉の仕事に就こうとは思っていたものの、どの分野に進むかは決めかねていた大学3年生の時の秋、この職場にたまたま実習に来ることになりました。
初めて来園した時に見たのは、廊下ですれ違って明るく挨拶をするスタッフ、休憩中に笑いが絶えない詰所(職員室のようなもの)、笑顔のご利用者の方々がご自分のペースで過ごされているご様子でした。
今まで思っていた施設の切迫したイメージはこの職場には全くなく、暖かい時間が流れていました。私は実習初日、これらを感じてすぐにこの環境の中で働きたいと感じました。
ご利用者の皆様の食事や入浴などの生活支援をしています。
ただ直接的な支援だけではなく、皆様が楽しく暮らせるような支援もしています。支援という言葉を使うとイメージしにくい方もいらっしゃるかもしれませんが、助けるというニュアンスよりは寄り添って支える方に近いと私は思っています。
時には一緒に外出に行ったり、時には一緒にソファに座ってただゆっくりした時間を過ごしたり。もちろんスタッフは仕事をしに施設に来ていますが、それ以上に利用者の方々と人生の同じ時間を過ごして共有しているのだと実感しています。
入職の決め手にもなった「雰囲気の良さ」は入職したあとも変わらず、みずき福祉会の良さだと思います。
支援に行き詰った時でも、新人であることなど関係なく、先輩スタッフの皆さんが親身になって相談に乗ってくれます。
他の事業所に配属になった同期に聞いても、同じように話していました。
横のつながりはもちろんですが、キャリア関係なくスタッフ同士の風通しがよく、そういった温かい雰囲気だからこそ、ご利用者様の支援についても真剣に取り組んでいけると思います。