川上 章也
2022年入社 救護施設千里寮 立命館大学 産業社会学部 現代社会学科
大学では、主に精神的に不安定な人々と周囲の人々の方々との関わりについて研究していました。研究を進める中で、精神的に不安定な人々が社会で生活していくには、周囲の人々の無理解や、就労などの場面における社会的障壁が大きいということを感じるようになりました。そのような経験から、漠然と社会的に不利な立場に置かれた人たちを支援する仕事がしたいと考えるようになりました。
しかし、精神障害者施設などは、精神障害の診断を受けた人が対象であり、精神障害の診断はないが困っているという人は取りこぼしているのではないかと感じていました。
そんな中みなと寮を知り、精神障害に限らず様々な事情で困窮した人々を支援し、多様なニーズに答える仕事内容に魅力を感じ、みなと寮を選びました。
私は現在、生活支援員をしており、施設に入所されている利用者の方々の普段の生活の支援や、相談援助を行っています。
施設に入所される方々は、年齢や抱えている障がい、それまでの人生経験など、それぞれ異なっており、利用者ごとに支援の内容を考える必要があることが、大変でもありやりがいを感じることでもあります。
最初は担当利用者にとって必要な支援が何なのか、どのような方向性で支援を進めて行けばよいのか、悩むことが多かったですが、利用者との普段からのコミュニケーションから利用者の思いを引き出し、支援につなげることができるようになってきました。
施設生活を通じ社会性を身に着け、自立に向かっていく利用者の姿を見ると、今まで頑張ってきて良かったと思えます。
みなと寮の魅力は何といっても色々な仕事に挑戦するチャンスが用意されていることだと思います。
みなと寮では複数の施設を運営しており、一つの施設でも様々な事業を展開しているため、入社したあとで違った職種に挑戦してみるといったこともできます。
そして、職場の雰囲気がよく、先輩職員の方々はわからないことや悩む事があっても、とても親身にアドバイスをくれます。福祉の仕事の経験がなく不安な方でも、先輩方のサポートがあるので、安心して働くことができると思います。
就職活動お疲れ様です。就職活動を続けていくと、なかなかうまくいかないこともあり、どのような業界を選ぶのか悩むこともあるかと思います。
福祉という仕事は、大変なことも多いですが、その分喜びも多い仕事だと思います。私自身福祉の仕事に自分が向いているか不安でもありましたが、今となってはやりがいを感じ働くことができています。
思い切って飛び込んでみると、思ったよりやりがいを感じる仕事だと思うので、ぜひ福祉業界を選んでいただけたらと思います。