私は障害のある弟がいたことをきっかけに障害者分野に興味を持つようになりました。そして弟を含め、障害のある方々が学校を卒業した後はどのような進路があるのだろうという素朴な疑問から日本福祉大学への進学を決め、大学では主に障害者の就労について学んできました。大学では講義に加えて実習やアルバイトの中で障害のある方々と一緒に様々な仕事を行い、皆さんが楽しく活動されている様子を肌で感じると共に、自分自身も楽しみを感じる機会となりました。大学卒業後はこれらの経験も経て地元静岡の障害者施設に就職を考えていましたが、その中でゼミの教授よりゆたか福祉会を紹介いただき、「日本で初めて障害のある方の作業所を作った」というワードに自分自身の関心と合致していたことからも魅力を感じ、ゆたか福祉会に入社しました。