大学時代に福祉を学び、障害のある人に対する社会からの偏見に問題意識を持ちました。一人ひとりの支援ももちろん大切ですが、そこにとどまらない社会に対する視点も持って仕事をしたいと考えていました。
そんな中出会ったのがゆうゆうです。オファー型サイトFUKUROSSで声をかけていただき、FUKUSHI meets！で話を聞いてこの法人に対する想いが強くなっていきました。
ゆうゆうの「ひとりの想いを文化にする」という理念、「今のあたりまえを支える事業」と「次のあたりまえをつくる事業」という事業展開の仕方に共感し、入職を決めました。
地元から誰一人知り合いのいない北海道に移住する不安はありましたが、理念に共感できる法人で、やりたいことをできることに対するワクワクする気持ちが上回っていました。

現在は、生活介護事業所と企画の仕事を半々くらいで担当しています。
生活介護では日中帯に農作業などの様々な作業に取り組み、利用者さんの日常を一緒につくる仕事をしています。支援をしているというよりは、利用者さんと一緒に試行錯誤して悩みながら、一人ひとりと向き合っています。事業所がある地域は広々としていて天気の良い日の散歩はとても気持ちが良いです。
企画の仕事では、大学の福祉の授業サポート、中学校や高校での福祉教育、福祉の魅力を伝えるイベントなど、様々な角度から社会との接点をもつことができます。若い世代に福祉を知ってもらうことで、小さなところから社会を良くしていくことができるのではないかと思います。企画の仕事をしていても、出会う一人ひとりを大切にして、細かな気遣いを意識しています。
どちらも人と向き合う仕事なので思うように進まない難しさも感じますが、だからこそ面白く、充実した日々を送っています。

ゆうゆうでは、利用者さんを一人ひとり大切にすることはもちろんのこと、働いている職員のことも一人ひとり大切にしています。
道外からの移住者が多いこともあり、初めての地域での生活に対しても気にかけていただいているので、安心して生活、仕事ができるのも良い点です。
もう一つのおすすめポイントは、とにかく熱い想いを持った職員に囲まれて仕事ができることです。日々の業務にあたる中で、つい目の前のことに夢中になって大切なことを忘れてしまいそうになることもありますが、何のためにやっていることなのか、考えるきっかけを作ってくださる上司がいます。そして、考える機会や考えを共有する機会として研修もあります。学び考え続けながら働くことができる環境であることも、おすすめポイントです。