令和6年4月1日、新規開所しました。
平成25年度にふれんど平尾内に年齢を問わず発達全般に関する相談支援を担うレスポーいなぎ(現レスポーいなぎ平尾)が開設され11年が経過しました。相談件数は開設当初の2倍以上に増え、また市内中心部からのアクセスの課題等もあり旧市立第四保育園の空き施設を活用する形で分室の開設へと至りました。この分室は一般相談のみならず、児童福祉法に基づく「児童発達支援センター」の機能と「障害児相談支援事業」、障害者総合支援法に基づく「特定相談支援事業」を有し、療育、福祉がワンストップで実施することができます。さらに教育相談室分室も併設され、レスポーいなぎ平尾と同様にそれぞれのスタッフが同じ事務室に机を並べることで、日頃より福祉と教育の連携を図り、つなぎ目のない支援体制が構築されているのが特徴です。
児童発達支援センターの開設は、第6期将来構想に掲げていた正夢の会としても念願としていた事業です。これまで培った支援ノウハウで要保護児童や養育家庭困難家庭など拡大する児童福祉のニーズに対応すべく関係機関と連携を図りながら稲城市における障害児支援の中核的機関として一翼を担っていきたいと思います。