溝渕 未帆
2022年入社 関西大学 人間健康学部 人間健康学科
私は元々障害者福祉の分野で働こうと思い、
いくつかの法人の説明会に参加しました。
そして、いずみ野福祉会の説明会に参加したのですが、
職員の方が語っていた「無いものは作る」という言葉が強く印象に残りました。
私は就職活動の軸として、
「変化のある場」「自分が学び続けられる場」であることを重要視していました。
そのため、今ある制度、施設だけで完結する支援ではなく、
必要なものであれば作っていこうとする姿勢を大切にしている
いずみ野福祉会の「無いものは作る」
という考え方が決め手の大きなポイントになりました。
私は今、利用者さんの自由時間にイベントを企画する委員会に入ってます。
そこで旅行を企画して、みんなで楽しむ
そんなイベントを企画して無いものを作っていきたいです!
私は障害のある方に対して、生活のサポートをしてます。
利用者さんそれぞれの障害状況や個々の気持ちに寄り添いながら、
安心して暮らせる場を作れるよう日々業務に携わっています。
例えば、食事の場面では急いでかき込むように食べてしまう人や、
他の人の食事が気になる人、
静かな場所で落ち着いて食べたい人など
様々な利用者さんが居ます。
私は、そんな利用者さんに対して
食事を楽しめるように、表情や視線などから気持ちを感じ取り、サポートを行っています。
1日24時間対応する施設なので、
最初は勤務時間に不安を感じていましたが、
勤務形態は5,6種類もあり、意外に自由度が高いです。
平日休みの希望を通してくれるので、
自分のスケジュールをうまく確保できてます。
私生活の充実は十分です!
なんといってもこの仕事のやりがいは自分の対応がマッチしたとき。
以前、こんなことがありました。
一人の利用者さんが食事をしていたのですが
表情がこわばっていたので
「もう食べたくないのかな」と思い、食事を下げました。
すると、さらに表情がこわばってしまったのです。
表情や状況をよく見てみると
スプーンを使いたいのに手の痺れでうまく持てない様子でした。
私がその状況を理解すると
利用者さんは笑顔になり
これまで私が近くを通っても無表情だったのが
私の事を意識してくれて笑顔になった瞬間は
とてもうれしい気持ちになりました。
ほんの少しの気付きと行動でしたが、
それこそがこの仕事で大切なものだと感じ、
同時に喜びだと思いました。