齋藤 優輔
2022年入社 徳島文理大学 人間生活学部 食物栄養学科
もともと食に携わる仕事がしたいと思い、
管理栄養士に絞り就活を実施。
人が生きるためにも役立つし、
自分のためにも役立つと考えていました。
大学時代には障害者施設で2週間のインターンシップに参加し、
障害者施設で働くことが楽しいと思ったのが
応募のきっかけです。
障害のある方は、嫌みなく
自分の気持ちや感情を打ち明けてくれるので
その素直さが私にとってもコミュニケーションがとりやすかったです。
いずみ野福祉会は休日の日数や福利厚生の条件が魅力的でした。
特に他府県の出身にとって住宅手当の存在は
非常に頼りになると感じました。
調べていくうちに「障害者のためなら法律とも闘ってきた法人」
と記載があり、なんか面白いことを言っている法人だな
と感じたのも記憶に残っています。
障害者の立場を守るために
色んなことに取り組んでいる姿勢に感銘を受けました。
私は、入職当初は作業所内のパンをつくるグループで、
利用者さんと一緒に製造や販売を担当していました。
現在は製菓グループに異動し、13人の利用者さんとクッキづくりに取り組んでいます。
職員の役割は1日の作業工程の組み立てをはじめ、
計量チェックや検品の最終確認などの細かい業務のお手伝いで、
基本的に製造は利用者さんが行っています。
時には、地域の小学校や高齢者施設にも作ったパンを販売しに行ったり、イベントで出展がある際は、ホットドックを作って販売したりもしました。料理のスキルを活かしてソースから作ったのは、いい経験でした。
障害のある方達と一緒に良い商品を作り上げることができたとき、
喜びを感じます!
また仕事を通して信頼関係を築けてくると、
相手の想いを受け止められるようになります。
通じ合えた瞬間も、この仕事ならではの醍醐味ですね。
新たに施設に来た利用者と職員数名を紹介する
新人歓迎会を利用者と一緒に行い、成功させたことです。
新入歓迎会の企画立案、終わった後に利用者さんの笑顔が見られました。
いろんなグループから職員を集めて
今年はどうするかを話し合いました。
当日までに新人さんにアンケート用紙を書いてもらい
インタビュー形式で得意なことをヒアリング。
カラオケやダンスをしてもらったり、
南中ソーランや生け花クラブを行っているグループに
自分たちの活動を紹介してもらったり、
とにかく楽しくコミュニケーションをとれるよう心掛けました。
普段関わる機会の少ない人と関わることができ、
施設で過ごす時間がより楽しくなりました。
新しい利用者の方も、
施設で会った時に挨拶してくれるようになり
強い繋がりを持てました。
仲間として一緒に過ごすという気持ちが、より芽生えましたよ。