柘植 美紗歩(明日見らいふ南大沢)
2020年入社 介護職・ユニットリーダー 聖隷クリストファー大学 社会福祉学部・介護福祉学科
聖隷自体が身近な存在であったことが1つありますが、聖隷は医療・福祉・教育があり、連携が充実しているからです。特に私は福祉に興味があり、高齢者のために何ができるのか、高齢者とのかかわりを深めたいと思ったからです。
高校では授業の一環として高齢者施設、障害者施設へ行く機会がありました。かかわりを持っていく中で、知識を深めたい気持ちが出てきて、福祉関係の大学に入学しました。大学では、実習で高齢者施設のほか、障害者施設、デイサービス、訪問介護等へ行かせていただきました。実習を通して、自分が行きたい分野が定まり、自分自身を大きく成長することが出来ると思ったため、聖隷への入社を決めました。
入社5年目であり、委員会やグループリーダーを任せていただいています。グループではリスクグループに配属され、内服や転倒・転落等を減らすため、どのような対策や見守りを行っていくのか、職員間で情報共有を行っています。転倒リスクが高く危険性があるご入居者様に対して、普段の生活や夜間の行動を話し合い、行動する時間帯、今までにどのような時に転倒されてきたのか、対応するために必要なことを話し合っています。
また、内服に関して、内服がしっかり行えているのか、数か月に1回職員間で内服チェックを実施しています。内服方法もご入居者様1人ひとり異なっています。その方に合った内服方法をユニットや看護師、薬剤師と話し合い、対応しています。
医療、保健、福祉、介護が充実していることが1つ挙げられますが、EPA(経済連携協定)という外国人職員の受け入れをしていることもポイントであると思います。私が就職した職場でも外国人職員がいます。ご入居者様より、慕われている様子を何度か見かけたことがありました。私自身もそのような人間になりたいと思います。
また、入社から年数による階層別研修といった研修制度が行われています。新人研修、2~3年目研修、中堅研修といった研修があります。各研修では求められている内容があり、段階に沿った研修を行う事によって、必要な技術や知識を深める事が出来ます。また、他施設の方々とディスカッションを行う事で、自分に必要な事を身に着ける事が出来ます。
今年より、ユニットリーダーを務めさせいただくことになりました。私にとっては大きなチャレンジだと思います。ユニット全体を見ること、ご入居者様の生活など様々なことを判断しなければなりません。リーダーの話を頂いた時、不安がいっぱいでした。今も不安はあります。ですが、ユニットメンバーの支えや課長、係長の支えがあり、相談・話し合いは欠かさず行っています。ご入居者様がその方らしく生活するために、ユニット全体で協力し変化をいち早く発見できるよう、支援していきたいです。