元々地元が近く、親戚の家が職場からすぐだったので施設自体は以前から知っていました。高校3年生の受験期に、どこに行くか迷っていた時、私は昔からお年寄りの方々が身近にいる環境で育ってきたので、介護の仕事で役に立ちたいと思い介護職に就くことを決めました。介護の仕事で働くなら、家からも近く昔から知っていて入居している人だけでなく、それ以外の人からも評価が良い油壺エデンの園で働きたいと考え、高校3年の頃から見学し専門学校に通い資格を取って入社しました。

　私の所属するケアサービス課は、介護を必要としているご入居者の為に、身の回りの食事・入浴・排泄などの介護を日勤や夜勤など、２４時間体制で提供しています。身の回りのお世話だけでなく、買い物代行や受診付き添い、受け持ち入居者のケアプラン作成や毎月のモニタリング、月一の郵便物確認など安心して過ごして頂けるよう生活のフォローも行っています。自フロアのケアだけでなく園内のプロジェクトメンバーに所属し2年目で園行事の際のスタッフとしても参加しています。祭りの屋台でお食事を提供したり、盆踊りをご入居者と踊ったりなど園内での生活に彩を持ってもらうための行事を提供しています。１２月にはクリスマスパーティーがあり正装でご入居者をお客様として食堂へお招きし演奏会を見ながら食事をして頂く場を作る予定です。

　福利厚生・研修制度・新人教育など沢山あります。仕事の資格手当やドック（健診）の費用保障だけでなく映画館やテーマパークのチケット代補助など、事業団のHPにも書いてあるように細かく色々な制度があります。　　　　同じ事業団でも他県や今現在所属している有料老人ホームだけでなく特別養護老人ホームなどもあるので、研修先で出会った人から同じ事業団でもケア方法や使っているものの違いなど沢山聞けるのもいいところです。新人教育でプリセプター面談など活用してまだ環境になれていない新人さんのフォローなどがすぐできるのもありがたい所です。

　現在認知症介護実践者研修に参加しています。私の所属するケアサービス課は、過ごされているご入居者の多くが認知症の診断をされています。認知症だからという考えではなく、その方の発言の背景を汲み取り、安心して生活して頂けるように支援する為、知識、技術を深めたいと思い参加しています。研修終了後は、今よりももっとご入居者の気持ちを理解し、ご入居者の気持ちに沿ったケアができるようにしていきたいと思っています。