M・T
2015年入社
【仲が良く楽しそうな職場に惹かれて】
高校の先生から「給料や休みもしっかりしていて、いい会社だから見てみないか」と勧められて、施設見学会に参加したことがきっかけでした。
見学会では施設内で行われている入居者様向けのレクリエーションに参加させていただいたのですが、
スタッフのみなさんが楽しそうに働いている姿が印象的で。
介護スタッフ同士だけでなく、看護スタッフも一緒になって楽しんでいる様子を見て、いい会社だなと思って入社を決めました。
実際に職場の雰囲気も良く、何か落ち込んでいたり大変そうにしていたりすると、みんなすぐに声をかけて来てくれるんです。
AI・IoTの活用など新しい取り組みに積極的な部分も魅力ですが、
らいふの一番の魅力は「人」ですね。
【スタッフ同士連携することで深まる入居者様との絆】
入居者様によって持病や身体障害の有無など状況は異なりますので、
それぞれに合ったケアができるよう心がけています。
らいふでは毎月ヘルパー会議があって、そこで入居者様のことをみんなで共有し合っているので、個別対応もしやすいです。
決まったことはノートにまとめておくので、その日が休みだったスタッフにもしっかりと情報を伝えられています。
高齢の入居者様から見ると、私たちのような若いスタッフはみんな同じように見えるらしく、最初は名前を覚えていただくのに苦戦します。
でも、軽い認知症のある方でも対応が丁寧なスタッフのことはきちんと覚えていてくれるんですよね。笑顔も多くなりますし。
ずっと私のことを「スタッフさん」と呼んでいた方が、
「Tさんにお願いしたいの」と名前で読んでくださるようなると、やりがいを感じます。
【“私がしてあげられること”を最期に】
私が入社間もない頃に入居されていた、とあるご入居者様。
90歳を超える高齢でしたが、外出時のランチでは必ず「焼酎も」と一杯頼まれるほどのお酒好きでした。
しかし、それから少し経ち体調を崩されてしまい、医師からもう長くないと告げられてしまったんです。
私にできることを何かしてあげたいと思った時に浮かんだのは、嬉しそうに焼酎を飲む入居者様の姿。
糖尿病の持病もあったので看護スタッフに相談したところ、
「少しだけなら大丈夫」と背中を押してもらい、最後に一口だけ焼酎を飲ませてあげることができました。
お亡くなりになったときはショックでしたが、
先輩からは「いい最期を迎えられてよかったはずだよ」と。
その言葉も嬉しかったですが、何より入居者様のためにできることを最大限にしてあげられたことが嬉しかったです。