幼い頃から祖父母と一緒に暮らしており、両親が共働きだったため、小さい頃は祖父母に面倒を見てもらうことが多く、生活の中でとても身近な存在でした。やがて祖父母が介護を必要とするようになり、仕事を終えてから介護に向き合う親の姿を見て、福祉の仕事に興味を持つようになったことが、今の道を考えるきっかけになりました。
社会福祉法人東京弘済園は、祖父母が通っていたデイサービスでもあり、私にとって馴染みのある法人でした。大学では、同法人のデイサービスと地域包括支援センターで社会福祉士実習をさせていただき、実際に職員の方々の働き方や利用者さんとの関わり方を見る機会がありました。そこで感じた雰囲気や、丁寧に仕事に向き合う姿を見て、ここで働きたいという思いが自然と強くなりました。利用者家族として、そして実習生として見てきた経験が決め手となり、入社を選びました。