構 美月
2021年入社 長崎県立大学 地域創造学部公共政策学科
自分の好きなことを仕事にしたいと思ったから。
グループホームで生活支援員として働いています。利用者さんの「家」を支える仕事として、食事、入浴、服薬管理などの生活の中の業務だけでなく、金銭関係、病院受診同行、行政との手続きなど生活を支える事務作業などの業務を行っています。毎日充実した業務内容と、利用者さんの生活の中の「いってきます」「おかえりなさい」と、実際の家のようなあたたかい部分に携わることが出来、誇りとやりがいを感じています。
「新しい」こと。これがわたしの考える南高愛隣会の良さです。事業内容としては、プロの太鼓集団である瑞宝太鼓や、結婚推進事業、農福連携、グループホームの先駆けなど、「新しい」ことへ次々と取り組んでいく姿勢を、これまでの歴史を知るだけでなく、実際に働いていて肌で感じることができます。また、今年度に新しい拠点が誕生したことや、わたしの働く拠点も数年前に建て替えがあり、法人の建物自体も「新しい」ものであり、現代的なつくりや、意見が活発に飛び交うための明るくオープンな環境など、働きやすい職場であると日々感じています。また、利用者さんは日々変化され、支援は常に「新しい」ものへ柔軟に考えていく必要があります。そのため、わたしのような若手職員でも発言がしやすい環境であると感じています。
福祉という仕事は「人」を相手に行うものであるため、利用者さんとの楽しい会話や、一緒に過ごしている時間、信頼関係を築くことが出来たと感じる瞬間に、自分はとても楽しく仕事をしていることを実感します。また、利用者さんの家族の方からの「あなたが居てくれてよかった」などの感謝の言葉は、自分が頑張ってきたことの成果や頼りにされているのだというやりがいにつながります。やりがいを感じる度に「福祉とは幸せをつくることができる仕事」であることを思い出し、福祉にゴールはなく、常に支援の質を高めていくことが求められているのだと再確認します。