事務員として働いている私ですが、大学では日本の古典文学を専攻してしました。『古事記』『万葉集』『源氏物語』などの平安時代までの古代の文献が研究対象です。そのせいか今でも数字を見るより漢文を読む方が気楽にできます😊
文献から古代の人々がどのような思想を持っていたのかを考察するという研究でした。実はこの分野、ハッキリした答えが出せないんです。当時の人々はもう誰もいないので、どんなに優れた学者でもその思想はあくまで想像することしかできないからです。数学のようにハッキリした正解が出ないという点が気に入って専攻していました😊
まったく異なる分野である福祉業界に入職して、支援がこの研究に似ているなと感じるようになりました。支援にも絶対の答えはありません。利用者一人ひとりにあったよりベストな支援を多くのスタッフが日々試行錯誤しています。正解がないからこそ支援は続くのかもしれません😊
法人名
社会福祉法人正夢の会