大学では、主に精神的に不安定な人々と周囲の人々の方々との関わりについて研究していました。研究を進める中で、精神的に不安定な人々が社会で生活していくには、周囲の人々の無理解や、就労などの場面における社会的障壁が大きいということを感じるようになりました。そのような経験から、漠然と社会的に不利な立場に置かれた人たちを支援する仕事がしたいと考えるようになりました。
しかし、精神障害者施設などは、精神障害の診断を受けた人が対象であり、精神障害の診断はないが困っているという人は取りこぼしているのではないかと感じていました。
そんな中みなと寮を知り、精神障害に限らず様々な事情で困窮した人々を支援し、多様なニーズに答える仕事内容に魅力を感じ、みなと寮を選びました。