中学生の頃に福祉に携わる父にあいりん地域の話を聞き、一緒に行ったことがきっかけです。私も大阪市内に住んでいましたが、同じ大阪市内とは思えないようなあいりん地域の現状を目の当たりにして、カルチャーショックを受けたことを今でも鮮明に覚えています。その頃から何となく生活困窮者支援について興味が湧き、気が付けば地域福祉学科のある大学へ進学していました。あまり生活困窮者支援に特化した社会福祉法人が少なく、就職活動に悩んでいたところ、100年以上あいりん地域に根差して支援を行ってきた大阪自彊館のことを知り、インターンシップを経て入職を決意しました。生活困窮者支援はもちろん、障がい者や高齢者の支援、法人独自事業にも取り組んでおり、様々な分野で活躍していることも大きな魅力の一つとなりました。