K・S
2023年入社 生活支援員 文京学院大学 人間学部 心理学科
私が小学生の頃、クラスに障害者の方がいじめにあっており、その時何もできない自分に落ち込んだ事からはじまり、大学の障害児障害者心理学で様々な障害者のケースや「障害」に対する考え方を学び、障害者の生活を知りたいと強く感じるようになった事がきっかけです。
私は生活支援員をしています。主な業務内容は、排泄介助、食事介助、入浴介助、就寝介助です。私は新卒で福祉の知識が全くない状態で、入社しました。そのため、最初の頃は、オムツのつけ方や、車椅子への移乗が難しく感じましたが、経験豊富な先輩職員方の丁寧な指導により、今ではしっかりと出来るようになりました。
介助スキルは現代社会において学ぶべきスキルであると感じます。障害に限らず、現代は少子高齢化のため福祉はかなり我々の生活に必要不可欠な存在だと感じますし、障害介護で学べることは、老人介護にも精通していると感じます。そのため、介護を学ぶことは人生においてアドバンテージであると考えます。また事故などで、自分、家族、恋人、誰もが障害者になる可能性を秘めていますし、将来自分の子供が障害を患っているかもしれない。そう考えると障害はかなり身近なものでしょう。私は喜望園に入社していい意味で裏切られました。障害介護は私の中ではネガティブなイメージがあり、それを改善したいと思っていましたが、利用者さんは私の思っている以上に楽しそうに生活されいました。また、利用者さんとのコミュニケーションも楽しいことが多くあり、職員間も協力し合い、楽しく仕事が出来ています。
楽しく仕事が出来ています。利用者さんから話しかけられたり、名前を憶えて貰ったり、頼りにされる瞬間はとてもうれしく感じます。夜勤の業務は大変ですが、とてもやりがいがあり、積み上げてきた自分のスキルを試せる業務だと感じています。また出会いもあれば別れもある仕事であり、障害について多く考えさせられる仕事でもあり、障害介護は哲学的側面を持つ仕事だと強く感じます。