上田諭
2011年入社 グループホーム課長 採用担当 佐賀大学 経済学部 経済システム課程
大学時代に打ち込んでいた熱気球競技を続けたいと思い就活をしていたところ、はるの理事長から「うちで働きながら気球を続けませんか」と声をかけて頂きました。
当時、福祉を目指していたわけでも無く、障害のある方との関わりも学校で同じクラスだった〇〇くんとの思い出がある程度。それでも一生懸命に打ち込んでいることを応援してもらえる雰囲気に惹かれて入社を決めました。
それから仕事の傍ら練習や大会出場を応援をして頂き、日本一になった際は皆で盛大に祝ってもらい、この職場のおかげで日本チャンピオン3回、日本代表を10年継続できています。
世界選手権に出場する際は全国の福祉施設から応援して頂いていて、はるの繋がりや長く続けられる環境、雰囲気にとても助けられています。
何かに打ち込んでいる方、働きながら叶えたいことがある方。少しでも興味のある方はぜひ!社会福祉法人はるへ!
グループホームの管理職と採用や広報に関するチームに関わっています。グループホームでは、「強度行動障害」という状態にある自閉症の入居者の方々を支えています。
「強度行動障害」という言葉。一見物々しいですよね。全国的にもまだまだ認知が進んでおらず、適切な関わりを理解されないまましんどい思いをしている方々がいらっしゃいます。
ここ数年でようやく法制度や支援方法が整い始めています。
今入居していただいている方々ともいろんなことを経験しながら、少しづつ暮らしが良くなっている実感を持っています。住み良い世の中を率先して創っていくこと。世の中が変わっていくことを見届けることが楽しみでもあります。
チャンスがたくさんあり、全て掴んでいくと思いがけないキャリア形成につながることですね。
私は経済学部の出身であり、福祉のことは入社してから学びました。支援に関しては未経験からのスタートで、先輩スタッフによるつきっきりのサポート体制があることが、今となっては続けられている理由かもしれません。
基礎から学べるさまざまな法人内研修はもちろん、外部の研修も本当に沢山受けさせてもらっていて、そこで出会った他法人の友人も沢山できました!
障害福祉×アートを佐賀県に普及していく大事な立場を任せてもらえたり、九州中の福祉施設がつながるネットワークフォーラムの事務局を担わせてもらったり、東京オリンピック、パラリンピックの障害者アートの事業に関わらせてもらったり。
利用者さんのより良い暮らしのため。につながる仕事として法人がたくさん取り組んでいることがあり、若手が関わるチャンスが沢山あります!
「本人を中心に考える」
私たちの法人の話は、この考えにつきます。
良かれと思って周り(親、先生、支援者)が動く。
ほんとにいいことをしている。つもりになってはいませんか。良かれと思って。
そんな時、「本人はどう思ってるの?」に立ち返って考えることが大事です。本人の希望を伺う機会はあるでしょうか。意思を汲み取る技術はあるでしょうか。
本人の思いを大事にしたいです。ただ本人の主張やワガママともとれる言葉をそのまま叶えるわけではなく、その主張の裏にどんな思いが隠れているか、どのように私たちは本人の思いを表現していくか。
身振り手振りの方。
決まった言葉で訴える方。
本人は本当は何を伝えたいんだろう。
この話をしている時が大変な中に充実感があります。