私は、もともと福祉に携わる仕事がしたいという思いがあり福祉大学へ進学し、大学4年生の春頃から本格的に就職活動を始めました。様々な説明会に参加するなかで介護老人保健施設を知りました。リハビリ・看護・介護の多くの専門職が連携をして病院から退院された方などに対して元気になって自宅へ戻れるように支援していく中間施設であり、私のなかで多職種連携に強く惹かれました。多くの専門職がいる環境で働くことで自身にとってのスキルアップに繋がると思い、創生会へ入社しました。

相談員という仕事をしています。主に施設入所・退所の際に病院や居宅ケアマネージャーと調整・連絡を行う仕事です。入所して3ヶ月リハビリを行い、その後退所にあたり、施設の専門職と連携はもちろん、ご家族様と一緒に相談していきながらご自宅へ戻って本人様にとって楽しく、安心安全に過ごしていけるような必要なサービスを提案しています。

経営理念に、「自立」とは何かを考え、共に成長し、共に喜べる未来に向けてつむいでいくとあるように、それぞれの専門職が協力し合って業務を行うなかで、自分の知識を増やしていくことができます。また、分からないことがあると相談しやすい環境で先輩方が1つ1つ丁寧に指導してくれるのでとても働きやすく、楽しく仕事しています。

「ありがとう」とたくさん言っていただける仕事です。仕事で上手くいかないことも沢山ありますが、家族様や本人様から「ありがとう」と言ってもらえると、相談員として頑張って良かったなとすごく実感します。以前の利用者様で病院に足を骨折で入院され自宅へ帰る前のリハビリ目的で入所された方がいらっしゃいました。入所当初からリハビリにとても前向きな方で車いすから杖で歩けるようになるまで回復し、無事元気に自宅へ退所されました。その際に「ありがとうございました。リハビリ頑張って良かった。」と言ってくださり、その時にこの仕事をして良かったなとすごく感じました。