私は現在、生活支援員をしています。具体的には入浴介助・食事介助をはじめ、施設内やこれからの生活をその方にとってより良いものにしていく為の支援を行っています。
日常的な支援を行っていくには、名前を憶えていただき、且つ、信頼して頼ってもらうことが必要です。このことから、入職してからは利用者の方に先ず私の存在を認識して頂く事から始まりました。この一年間という短い期間で全ての利用者様との信頼関係を構築できたとは思っていませんが、月日を重ねる中で、段々と利用者様から名前を呼ばれ、時に頼ってくださるようになった時に改めて継続することの大切さと、この仕事へのやりがいを感じます。
一日のほとんどを寝て過ごされる方が初めての外出をされた際に「楽しかった」という短い一言だけでしたが、笑顔で話して下さったことがとても印象的でした。