中西 凜朗
2022年入社 介護老人保健施設ハーモニーこが くらしの相談室 支援相談員 佛教大学 社会福祉学部 社会福祉学科
学生の頃、特養で実習を行っていました。特養のご利用者の中には、家に帰りたいと仰る方もおられ、学生ながらにどうすれば住み慣れた自宅で長く過ごす事が出来るのかを考えました。
実習後、就活を始める際に社会資源を調べていると、定期巡回・随時訪問介護看護を見つけ、定巡であれば24時間対応でき在宅生活を続けれるのではないかと考えました。京都市で定巡を実施している法人を探し、ハーモニーこがの面接を受けることにしました。コロナ禍での就職活動であった為、なかなか施設見学する事が出来ず施設を決めかねていましたが、面接でハーモニーこがを訪れた際に地域住民の方が施設内の敷地を抜け道として通っておられる場面を見て、地域密着が出来ているのではないかと考えくらしのハーモニーを選びました。
相談員として相談業務を行っています。
生活の場に困っておられる高齢者の方について家族や病院・ケアマネージャーの方からの入所相談や、現在施設入所中のご利用者がどの様に支援すれば家に帰れるようになるか等、日々ご利用者の生活について考えています。また受診送迎やショートステイの送迎、居室の調整業務等の施設の運営に関わる仕事もしています。
ハーモニーこがは約100人入所出来る施設の為、約30強のケースを担当しており、これらの業務を複数同時に進行する事もあります。
特養でアルバイトをしていた事もあり、高齢者施設内の雰囲気は把握していましたが、ハーモニーこがの食堂は日当たりも良く居室も障子作りの為とても柔らかく優しい雰囲気です。
また介護老健施設ハーモニーこがで言えば、特養と比較してご利用者が過ごす食堂に介護職だけでなく看護職や理学療法士、作業療法士が頻繁に出入りする為、介護職として働く際には専門職同士の距離が近く相談しやすい環境になっています。多職種と関わる事が多いため専門知識が身につき、自身の経験値にもなります。また多職種連携がしやすいため、ご利用者に対してのケアを考える際の熱量もハーモニーこがの魅力と言えます。
くらしのハーモニーでは自身のキャリアや得手不得手に合わせて異動が頻回にあります。その為2年目から相談員として勤務する事ができており、様々な経験を積ませてもらえていると感じています。