J・M
2023年入社 いそしまカーム 放課後等デイサービス 児童指導員 東北福祉大学 総合福祉学部 社会福祉学科
高校生の頃から地域のボランティア団体に所属していたこともあり、福祉系の大学に進学しました。大学で子どもと関わるサークルに所属にしながら福祉について学び、子どもと関わる仕事がしたいと考えるようになりました。
就活では様々な法人や企業の面接を受けさせていただき、理念や支援のあり方を伺う中で、自分の考えと近かったことや職員のみなさまの雰囲気が良かったことから、入職を決定いたしました。
今は放課後等デイサービスで支援員として勤務しています。放課後や学校の休日に、支援学校に通っている子どもたちを中心に、軽作業や外出などを通じて日々の当たり前の生活に関わる支援を行っています。初年度ということもあり、日々の業務で手一杯な部分もありますが、利用者様との関わりの中で、その人の特徴や何を考えているかなど、利用者様のことをもっと知って、どのような支援が必要なのかを考えていきたいと思います。そして、自分がどんな支援を行いたいか軸が定まっていない部分もありますが、その分先輩の支援の仕方を学びながら、自分の支援の軸や仕事の中でやりたいことを見つけていきたいと考えています。
同じ施設内で複数のサービスに取り組んでいる点です。いそしまカームでは放課後等デイサービスの他に就労継続支援B型と日中一時支援を提供しています。そのため、日々の業務の中で他事業での事例を聞くことが多く、さまざまな事例とどう対応していくかを学べる機会が多くあると感じます。また、「医療と介護と障がい福祉」とあるように他の事業にも取り組んでいるため、多角的なサービスを提供でき、それぞれの立場の観点で利用者様のことを支援できる点です。
入職から数ヶ月たったころ、それまで普通に話せていた利用者様からある日を境に話すことを拒絶され、嫌がらせを受けはじめました。前後のことを思い返してみても明確な答えが思い浮かばず、その利用者様と距離を置いたり、機嫌を伺ったりするようになったことがありました。先輩方から、「その本人と決定的なことがなくても、自分の他者との関わり方をみてその子が何か疑問や不満を持ったのかもしれない」ということを伝えていただき、自分と相手との関わり方だけでなく、それを他の人がどう見ているかを振り返り考える機会となりました。自分と相手の関わり方だけでなく、それが周りからどう見えているかをあまり意識できずにいましたが、この件を機に意識することが増えてきました。