舛屋直樹
2020年入社 施設長
私は学生時代に野球をやっていたのですが、野球には「勝敗を分ける」情熱的な側面だけでなく、「誰かに感動を与える」という側面があると思っています。
選手たちの情熱的なプレーを見ると、胸が熱くなり、感動が生まれます。しかし「その感動を作り出しているのは選手だけなのか」と聞かれたら、それは違うと自信をもって言えます。なぜなら、選手たちがグランドで輝くために、技術的なサポートはもちろん、環境を整え、親身に向き合うサポーターの存在を見てきたからです。私は子どもたちの成長をサポーターとして支えたいという想いのなかで、弊社に出会いました。話を聞くうちに、独自に行っている研修や会議、そして「児童第一」という意識のもと運営をしていることを知りました。数多く事業所がありますが、社長の考えや意識が1つ1つの事業所まで行き届いていると感じ、そういった場所を作り出す一員になりたいと思い、入社を決意いたしました。
現在、放課後等デイサービスの管理者を務めています。
数多くある児童福祉施設のなかから選んでいただけるよう、日々奮闘している状況ですが、何より、子どもたちに「明日も来たい!」と思ってもらえるような施設運営を心がけています。子どもたちに“楽しい”と思ってもらうためには、職員も楽しみながら子どもたちの支援に関わることが大切です。私には、職員全員と並走しながら、一緒に支援の最適解へ導く役割があると思っているので、職員との面談や会議を通して、責任者としての役割を、日々模索しています。
また子どもたちだけではなく、保護者様に対してのアプローチも注力しています。今はまだ構想を練っている段階ですが、放課後等デイサービスを卒業後も支援ができるという弊社の最大の特徴である「ワンストップサービス」を活用し、就労継続支援・就労移行支援など、他事業部とも連携を取り、高校卒業後の架け橋になれればと考えを進めています。
未経験で入社した私は、この仕事をするなかで、基礎中の基礎から教えていただきました。
入社時に本社で行われる入社時研修や毎月行われる新卒研修、安全に運転するための研修や施設ごとの支援に対して見直す委員会会議、そして支援の質を上げていくための施設研修などなど、幅広く手厚いサポートがあると感じています。
月1の全体研修では、毎回代表が参加し、メッセージをくださることから、従業員を大切にしていることが伝わってきます。
また、新卒には定期的に本社の方と面談できるメンター制度があるので、悩みを相談したり、話を聞いてもらえるような環境があります。
こうした環境があることで、円滑に仕事を進めることができています。
それに、児童福祉事業のほかにも介護事業があります。同じ社内に様々な知識を持ったメンバーがいますので、自分が興味を持った分野に挑戦でき、自分なりのキャリアを積むことができることも魅力です。
一人一人に合う支援を見つけるために、子どもたちや保護者様、支援員と連携を取りながら、検討会議と実践を積み重ねていく仕事です。
もちろん時には上手くいかないこともありますが、上手くいったときのチームでの喜びはとてもやりがいを感じます。
個人での技量ではなくチームとして取り組む仕事ですので、一人では考えつかないことも沢山あり、「このチームのみんなとなら挑戦してみたい」と思うことが多くあります。
サービス業ですので正解のない仕事ではありますが、子どもたちの成長にとって一番大事な時期に自分たちが介入し支援することができる、とても素敵な仕事だと思っています。
社会を変えるという大きなところまではいきませんが、障がいについて知識が豊富な方や感性が豊かな方が多く在籍している弊社で、その情熱を絶やすことなく継いでいきたいと考えています。子どもたちが輝ける場を提供する、ただその一心で日々鍛錬しています。