英 りま
2022年入社 杜の家やしお 施設福祉サービス部生活支援課長 兼 ケアチーム 北海道医療大学 リハビリテーション科学部 理学療法学科
私は医療系の学部に通っていたので、はじめは福祉のことは眼中にありませんでした。
福祉に出会ったきっかけは、友人に一緒にやらない?と誘われて始めた有償ボランティアです。コロナでオンライン授業になって、通学時間がなくなったので暇だったんですよ。だからやってみようかなーって。
そこで独居のおばあちゃんの日常生活支援をすることになりました。例えばごみ捨て、郵便ポストにハガキを出すとか。それだけ?って思いますよね。でもこれがこの方にとって必要な支援だったんです。あとは有料老人ホームで介護のアルバイトもしました。
日常的に高齢者と関わる中で、もっと福祉を知りたい!もっとこうだったらいいのにな、といった気持ちが生まれました。そして自分の想い描く福祉・やりたいことを実践していたのが福祉楽団。一言で表現すると一目惚れ。ここしかない!と思いましたね。
理学療法士とケアワーカーを兼務しています。暮らしの中で自然にうまれる動作や、その人の習慣の中に機能訓練的要素を肉付けできるように、日々考えながらケアをしています。大変な仕事ですが、チームでケアを考え実践していく過程にやりがいを感じています。
あとは入居者さんの武勇伝を聞いたり、お悩み相談や恋バナに花を咲かせたり、毎日楽しいです。「あんたはいい女だよ!」って言われた時は自己肯定感があがりましたね。
そうですね、やっぱり分野にとらわれず事業を展開しているので、いろんな福祉に触れるチャンスがたくさんころがっているところですね。
あとは経験年数に関わらず、対等な関係性を大切にしているので意見もしやすいです。
目指すキャリアや、やりたいことを実現するための挑戦を後押ししてくれるので、モチベーションの維持もしやすい環境になっていると思いますよ。
あっという間に3年目になり、施設の中間管理職とケアチームという法人全体をみる仕事にも携わることになりました。
生活の場が自宅から施設になっても、当事者の暮らしは続いていくので「杜の家に来てよかった」って思っていただけるようにケアを考え実践するのが目標です。当事者だけでなく職員にとっても心地良い環境になるように、そしてケアって面白い!と一緒に楽しさを分かち合えるように関わりたいと思っています。
人生何事も経験、常にワクワクしながらポジティブに福祉と関わって、福祉を変えていきたいですね。