福祉には高齢・障がい・児童・医療・生活困窮者など様々な分野があり、そのなかでも医療福祉の分野に興味がありました。大学3年生のときに病院で実習があり、通院される方も入院される方も皆さんが住み慣れた地域に戻って行かれるのを見送ってきました。将来は病院で医療ソーシャルワーカーとして勤務したいと考えていましたが、患者さんを見送るなかで地域での支援に興味がわきました。
さらに学びを進めていくと、多くの福祉現場は高齢分野であれば高齢者だけを、障がい分野であれば障がい者だけを支援していくのが当たり前なことに疑問をもちました。「もっといろいろな人が一緒に暮らしている場所があってもいいのではないか」と思うようになり、就職先はそのような環境の場所を探しました。テレビを観ていると巡り合わせのように春日台センターセンターのことが報道され、「ここだっ!」と思い、見学でその意思を固め、入社を決めました。