社会福祉法人練馬区社会福祉事業団

目の前のお客様からありがとうを直接受け取れるのが介護士です。

O・C

2019年入社  訪問介護事業所 サービス提供責任者  明治学院大学  社会学部社会福祉学科

Q入社のきっかけは

 私は練馬区立の小中学校を卒業していたこともあり、就活イベントで「練馬区社会福祉事業団」のブースを見つけた時、迷わず話を聞きに行こうと思いました。話を聞いてみて、「外郭団体ということもあり、しっかりしていそうだな」というのが印象でした。介護士での入職ということで変則勤務があるので、実家から30分程で通える場所に施設があったことも決め手の一つでした。
 また、研修センターがあることから研修が充実していることも、しっかり学べる環境が整っていると好印象でした。



Q今取り組んでいる仕事は?

 サービス提供責任者(以下、サ責)は在宅で生活されているお客様への支援の依頼をケアマネジャーから受け、具体的なサービス内容や手順を決める、それをケアスタッフに引き継ぎ、決められた曜日と時間にケアスタッフが訪問し支援を行う段取りを組む役割です。他にも日々の支援の記録の確認、ケアスタッフやケアマネジャーなどからの電話の対応、月に一度の月例会ではケアスタッフに向けた研修なども企画します。ケアスタッフが休みになったり、どうしても調整がつかない場合はサ責が代わりに支援に入ることもあります。さらには請求業務など、業務内容は多岐に渡ります。
 施設では出会えなかったお客様との出会いがたくさんあり、とても充実していますが、各家庭にある物品でお客様やご家族のやり方で援助することの難しさも感じます。「家で暮らしていきたい」というお客様のお気持ちを汲み、ケアマネジャーとも連携してお客様の生活を支えています。



Q社会福祉法人練馬区社会福祉事業団のおすすめポイントは?

 一番は「介護」を一から学べる点です。介護士として入職することに抵抗がある方もいるかもしれませんが、特養では多くのお客様に出会い、様々なケースを経験し、学ぶことができます。介護は誰にでもできる仕事ではありません。その方の人生、思い、身体の状態を把握し、その人らしさを大事にしながら生活のお手伝いをします。個人的には「看取り」に関わる場面が尊い仕事だと感じられる瞬間でした。その人らしさを大切にできていたか、いつも自身の介護を振り返させられます。
 次に事業の多さです。私は特養介護士を経て訪問介護事業に来ました。キャリアパスイベントで他部署の話を聞く機会も設けられており、年に一度提出する自己申告書に異動の希望を書くこともできます。辞めずに働く環境を変えたり、スキルアップを目指せることは当法人の強みだと考えます。