T.Y
2010年入社 特別養護老人ホームの事務管理者 大阪府立大学 人間社会学部 社会福祉学科
高校生の頃に、“人への貢献”と“安定した仕事”両方できる仕事を実践したいと考えていました。
また、人への貢献は、間接的な援助よりも、顔を合わせられる直接的な支援をしたいと思っていました。
そんな中、福祉の仕事がしたいと考え、大学では福祉専攻へ進み、就職活動をする中で「介護と医療の連携力」が強い清水福祉会に決めました。
現在は特別養護老人ホームの事務長として施設運営に携わっています。
相談員経験及びこれまでのマネジメント経験を活かして、ご利用者さまに対してはサービスの向上を、スタッフには働きやすい環境づくりを両輪として日々業務に当たっています。
今までのキャリアですが、最初は相談員業務をしていたところ、新しい施設となる特別養護老人ホームの開設・立上げメンバーに選ばれ異動。新施設開設後はそこの相談員業務に従事しました。
さらに、今度は有料老人ホームを立ち上げるということになり異動し再度立上げの経験を積みました。その後、そのまま介護付き有料老人ホームの運営、マネジメント業務を担当することに。
現在は特別養護老人ホームに異動し、今までの現場経験、多職種との連携を活かし、85名のスタッフが従事する施設の管理職としてマネジメントをしています。
入社した時は、管理職になろうなんて思ってもみませんでした。
ただ私は、『新しいことに取り組むことが好き』なことと、『提案されたことはまずやってみよう』という気持ちで業務に取り組んできました。
そうすると活躍の場が広がり、また新しい場でできる経験が積み重なり、今の事務管理者としてのキャリアを形成できたのだと感じています。
“成果”という目線に立つと成功・失敗はあるかもしれませんが、“経験”という目線に立つと挑戦はすべてが成功になっていくと感じます。
そうした機会をくれた法人に感謝するとともに、これからも新しいことにワクワクしながら挑戦・貢献していきたいと思っています。
相談員の時はなんといっても直接的に支援ができることに充実感を覚えていました。ご利用者さまやご家族の気持ちを伺い、サービス提供側として支援できること、双方の良い着地点を目指しながら、表情や声が届く点が大きなやりがいでした。
また、事務管理職になってからはご利用者さまと直接的に関わる機会は減りましたが、スタッフと一つのチームになってサービス向上に取り組んでいく中、現場から業務及びサービス向上への提案が出てくるたびに、プレイヤーとして仕事をしていた時には味わえない達成感を感じることができています。
やっぱりスタッフが活き活きと自発能動で活躍する姿をも見ると素直に嬉しいですね。