佐伯 幸生
2023年入社
大学では中学校の社会科と特別支援学校の教員を目指していましたが、教育実習を経験し、教員ではなく福祉の道に進むことを決めました。というのも私には障害のある弟がおり、特別支援学校での学び以上に卒業後のサポートの必要性を痛感したからです。免許を取得した4年生から就職活動を始めて南山城学園と出会い、多彩な事業展開や相談業務にも携わることができる環境に惹かれて入職を決めました。
私は1年目から「凛」で利用者様の生活介助に携わる他、畑作業や清掃、カフェの運営などを行う利用者様の支援も行っています。心がけているのは、利用者様と積極的に関わりを持つことです。生活介助や作業支援を行う合間におしゃべりやコミュニケーションの機会を見つけ、利用者様が好きなものや長所などの個性を知り、それを支援に役立てたいと思っています。また、現在は職員への仕事の割り振り、進め方などを指導するリーダーも担っているため、周囲と協力しながら円滑に業務を進めることにも注力しています。
当法人は若手のうちからさまざまなチャレンジができる点、幅広い経験を積める点が面白いところ。福祉教育で培った地域との絆をより強くすべく、今後は利用者様が製作したハーバリウムの完成品を販売するだけでなく、そのキット販売にも乗り出し、より多くの人に「凛」や当法人を知ってもらい、地域と施設、法人がつながる場を創出したいと思っています。