学生のころに移動支援事業（ご利用者の余暇支援）のアルバイトを別の事業所で受けていました。その中でさまざまな困りごとに直面する利用者と接していましたが、その困りごとは利用者本人のみの頑張りだけでは解決できないものが多い事、ちょっとした周囲の関りや環境の変化で解決できる場合がある事を実感することがありました。それをより実践したいと思い、就活での実習や体験を通して利用者と密に関われると感じた当法人を志望しました。あと家から近かったからです。

ご利用者ができないことをただ代行するのではなく、代替案の提示や環境の調整を通してそれぞれが、自信をもって生活できる時間が増えるように心がけて仕事をしています。決して一人で考えるのではなく、同僚や本人、本人家族との交流の元、得意な事や苦手な事、周辺の状況を活用しながら、より良い支援を目指しています。

現場には手厚く職員が配置されていますので、未経験の方でもアドバイス、サポートを受けながらご利用者と関わっていただけるかと思います。昨今、多様性の時代ということばをよく聞きますが、当作業所もご利用者の年代、特性はよりさまざまになってきていて、日々関わる中で様々な新しい発見があります。ご家族の方の中には「うちの子がこんなこと出来たんだ」と驚かれることもあり、そんな時は特に達成感を感じます。