吉川 明行
2012年入社 支援課長 日本体育大学 体育学部 体育学科
理事長の講演会と施設見学をした事で、ここで働きたいという気持ちが高まりました。その講演会でとても印象的だったのが「関係性は専門性を凌駕する」という言葉でした。その言葉を聞いた時に私は睦月会の職員は利用者さんとどんな関わり方をするのだろうと、とても興味を持ちました。
施設見学をした時、職員はとても明るく笑顔で、とてもいきいきしていました。またレクリエーションを見学させてもらうと、利用者さんはもちろん職員も一緒に笑い楽しんでいました。今思えば、職員たちが楽しむことで、利用者さんも心から楽しんでいたんだと思います。私はそんな心が温まる支援を見て、睦月会で働きたいと思いました。
支援課長とグループホーム開設準備室の立ち上げをしています。生活介護事業所では障害のある方々に作業や余暇活動などを通して様々な経験やコミュニケーションの場を提供するとともに、日常生活動作の低下を抑えることや、自立の促進、生活の改善、身体機能の維持向上が出来るように支えています。そして一番大事なことは利用者の笑顔を引き出すことです。その笑顔を5年後、10年後も守り続けることができるように支援しています。
グループホーム開設準備室ではどんな障害があっても地域で「より楽しく」「よりいきいきと」暮らすことができるようなグループホームを立ち上げる準備をしています。一人ひとりが「住む」「働く」「出かける」「遊ぶ」を楽しめるように、高齢化や障害の重度化への対応、ライフステージを繋ぐ支援を行うことが重要であると考え、障害のある方が親亡き後も安心して生活できる「終の棲家」となるグループホームを作っています。
大きく3つあります!
一つ目は理事長が大学教員であり、障害者福祉の専門家である為、専門性の高いソーシャルワークや研修が学べる機会が多い事です。二つ目は事業所が多く、乳幼児から看取りまで、各ライフステージを学べます。ニーズや特徴に合わせた療育、支援の知識、経験を積むことは他法人では出来ないことだと思います。
三つ目は様々なチャレンジが出来ます。利用者支援には様々なサービスが必要です。「必要とするサービスがないなら一から作ればいい」という理事長の一言から、睦月会では様々な新規事業を立ち上げてきました。一から事業所を立ち上げることは大変ですが、他の法人では中々経験が出来ないことでもあると思います。また事業所が形になっていく過程は嬉しく、同時に自分の成長にも繋がっていると実感ができます。また睦月会は魅力的な先輩や仲間がいる為、一緒に切磋琢磨出来る事が何よりも一番の強みであると思います。