下村 功
2014年入社 しごとくらし事業部(相談職) 運営支援課 課長 立教大学 コミュニティ福祉学部
私は生活クラブの本社がある佐倉市出身。母親が生協でよく買い物をしていたこともあって、生活クラブのことやその母体が生協であることは以前から知っていました。
また法人の介護施設でボランティアをした経験から、生活クラブが行っている「ユニバーサル就労」などの取り組みがとても興味深く、『面白そうなところだな』と思ったのがきっかけです。
ちなみに「ユニバーサル就労」とは、働きたいけど障がいがあったり、生活困窮状態だったりする方でも、『会社で働いている』という実感を持って働ける仕組みづくりや職場環境を目指す取り組みです。
しごとぐらし事業部では、佐倉市、四街道市などの近隣四市や長生郡といった外房エリアを対象に、各自治体から受託した生活困窮者のための自立支援などを行っています。
2020年の8月の終わりからは、居住支援事業もスタートしました。
私は複数の自治体とのやり取りや、自社の相談員の管理業務を中心に担当しています。各自治体には委託事業の担当者がいるので、その方々と事業の受託、予算の折衝をします。相談員の管理業務としては、定期的に支援の現場をまわってアドバイスをしたり、研修の企画・運営をしたりしています。
私はもともとショートステイの介護職として入社したのですが、しごとくらし事業部に異動して、今ではこうした業務を担当しています。
法人として理想とビジョンを掲げ、それに向け職員一人ひとりの強みや弱み、また生活のことまで考えてくれるので、とても働きやすいです。
2020年3月後半から5月後半までの約2ヶ月のあいだ育休を取得しました。まるまる休むのではなく、午前中だけ勤務して午後から休みとなる半休の形です。上司が応援してくれたおかげで、子どもとの時間をたくさん持てましたし、妻も「育休を取ってくれて良かった」と話しています。
育休は、2021年1月から別の男性スタッフも取得予定です。
仕事のやりがいに加えて、こういう環境があることも生活クラブの良い所ですね。
やりたいことなのか、職場環境なのか、まずは自分の軸を見つけ、それに沿って企業を探すことが大事だと思います。個人的には、仕事は1日のうち長い時間を費やすので、意味を感じられることを大事にしています。働き始めてから充実した日々を送れるよう、まずは軸を見つけましょう。