小学生の頃、真似されたり、馬鹿にされたりするのが障がい者。それを共有して楽しむのが僕の同級生。そんな毎日が普通なある日、全校集会の催しで周りの目なんて一切気にせずとても気持ちよさそうにバイオリンを一人で弾く障がいを持った同級生を見て、僕は言葉にできない衝撃を覚えました。今では凄く上から目線だなと思いますが、「味方になってあげたい」という気持ちがこみ上げてきたんです。翔の会は関東で高卒の採用をしている法人として検索に挙がってきたので応募をしたのですが、総合施設長がわざわざ僕の出身地である仙台まで会いに来てくれました。「今日はお断りしにきたの」と出会ってすぐ言われたのが衝撃的でした。最終的には雇用してくれたのですが、無下にせず、まずはきっかけを大事にしてみる法人の意向みたいなものを感じました。
簡単に言うと衝撃的な思い出と、衝撃的な出会いが今僕が翔の会で働くキッカケになったと思います。