障がい分野で日中活動を支援しています。事業所によって取り組んでいることは様々ですが、僕が働いている事業所では主に陶芸と絵画を中心とした創作活動を通して、本人のできることを発見したり、長所を伸ばせるような支援を組み立てています。仕事をしていく上での目標はあるかと思いますが、僕は支援者本位の支援にならないようにすることを心がけています。食事の場面で「健康の為に全部食べましょうね」と言う支援員がいたとして、一見本人の為を思った声掛けに聞こえるかもしれませんが、実際には「嫌いだな」「お腹いっぱいだな」と思っているかもしれませんよね。言葉でのやりとりが難しい方でも表情や身振り、眉の動きなど色々な部分で感情を表現してくれます。「こうであるべき」「それがこの人の為になるから」な押しつけをせず「こういうことかな?」と考えるスタンスでいるのが、僕らの仕事だと思っています。