私がゆたか福祉会を知ったきっかけは他の職員とは少し違うと思います。私は大学の時、愛知県社会福祉協議会の奨学金を借りていました。社会福祉士協議会の概要には、卒業後、愛知県内で5年間(過疎地域において指定業務に従事した場合3年)福祉・介護職に従事すると、全額返還免除になると書かれていました。私は、「3年で全額返還免除になるならそれがいい！」と思い、過疎地域での就職に興味を持ち、大学の先生に指定施設の表をもらいました。
その頃、大学の学内企業説明会があり、表の中に名前がある企業の話を聞きました。ゆたか福祉会もその中の1つでした。話を聞き、施設見学などを通して、設楽町という自然豊かな場所でのびのびと暮らす利用者さんを見て、私もここで働きたいと思い、入職しました。

　私は、知的・身体等の障がい者の利用者さんの暮らしを支える仕事をしています。私の働くグループハウスなぐらでは、30名ほどの利用者さんが24時間365日生活しています。食事、入浴、排泄等のお手伝いや、毎日を楽しく過ごせるよう日中活動を工夫し行ったりしています。利用者さん一人一人やれること、苦手なこと、できないことが違うので、やれる事はこれからのやっていけるように、苦手なことやできないことはサポートしながら自分でできることを奪わないように気をつけています。
また利用者さんが笑顔で健康に過ごせるよう、生活支援員、看護師、栄養士、リハビリ部など、それぞれでの目線での気づきや変化を職員同士で共有し、協力して支援を行なっています。

　ゆたか福祉会は、関わるすべての人を大切にしています。利用者さん、ご家族、職員の想いに寄り添ってくれます。利用者さんの想いを聞き、それをご家族、職員で実現を目指します。また、働く場と暮らしの場があるため、幅広い年代の方が利用でき、働く側としてもライフスタイルに合わせて働くことができます。そして、職員への手当てが豊富で、働きやすい環境が整っています。